血液科

     

HEMATOLOGY

血液科の概要

血液科では貧血や血小板減少症、各種血液凝固異常など、非腫瘍性の血液や骨髄の疾患の診断・治療を中心に行なっております。なお悪性リンパ腫や白血病などの腫瘍疾患に関しましては腫瘍科診療にて対応しております。

当院での取り組み

血液病は直接生命に直結する場合も多く、迅速診断、丁寧なインフォームド・コンセント、的確な治療が要求されます。また、当院では貧血や血小板減少症の症例が近隣動物病院よりご紹介、もしくはセカンドオピニオンなどで転院して治療する機会が多いのが特徴です。また必要に応じて輸血などの治療にも取り組んでおります。
血液病の中で特に遭遇する機会の多い、貧血や血小板減少症などの骨髄疾患の原因は多岐にわたります。その原因を明らかにし、適切な治療へとつなげていくことが非常に重要となります。当院では適切な診断のために血液検査や血液塗抹標本の観察、骨髄検査等を組み合わせて貧血や血小板減少症など骨髄疾患の鑑別診断を行っていきます。また血液凝固障害に関しましては血液凝固因子を確認し診断へと結びつけます。血液病に関するご質問・ご不安なことがございまいたら、お気軽に当院までご相談ください。